うさぎ こんにちは。
今日は先日行ったインクジェットプリンターの模様をお知らせします。東京と大阪で行いました。

page2013でも展示しましたが、ベーヴェシステックジャパンは新たにインクジェットプリンターを取り扱いします。
ヘッド部は京セラ製、ソフトウェアはAFIT製となっており高精度で高速度での印字が可能なシステムとなっています。

ドロップサイズは5ピコリットル 8ピコリットル 11ピコリットル 14ピコリットルとサイズが変更可能なので、インクと用紙の条件や”濡れ性”に拠ってはドロップサイズを最適に変更する事が可能です。
また100メートル/分でもモノクロながら写真や絵を印刷することが可能で、浮世絵や写真のデータをデモンストレーションでは印字を行いました。
もちろんQRやcode39にも対応しています。
EAN128やGS1-128等は印字は出来ますが、C判定以上がでるかは検証機で検証していないので不明です。
これらのバーコードは必ずC判定以上が義務づけられているので注意が必要です。

UV硬化部は浜松ホトニクス製のUV LEDを採用しています。
UV LEDは385ナノメートルの波長で硬化する硬化剤を反応させてインクを硬化させます。
面一性や均一性を追求するためにLEDのレンズ部のノウハウや電子部品の選定などは、スーパーカミオカンデにおいて、ニュートリノの分析を行うために浜松ホトニクスが電子管を提供しているのですが、同程度で製造を行っています。なぜならどちらも同じ電子管事業部製だからです。


うさぎ は何をしたかというと・・・・、
用紙をインクヘッドに送り出す用紙搬送の部分を作りましたので・・・。
とりあえず画像です。

画像をクリックすると動画が見られますが動画はpage2013のものです。ベーヴェシステックジャパン様での動画はなんと・・・撮り忘れました・・・。
うさぎ としては用紙の安定度を見ていただきたいところです。

デモでは最も簡単なハガキですので45000通/時間ですが、持ち込みデモにも是非チャレンジさせていただきたいと考えています。


スーパーカミオカンデについては↓を・・・
スーパーカミオカンデ検出器は、5万トンの超純水を蓄えた、直径39.3m、高さ41.4mの円筒形水タンクと、その壁に設置された光電子増倍管と呼ばれる,約1万2千本の光センサーなどから構成されています。岐阜県飛騨市神岡鉱山内の地下1000mに位置しています。

スーパーカミオカンデ実験の目的の一つは、太陽ニュートリノ、大気ニュートリノ、人工ニュートリノなどの観測を通じて、ニュートリノの性質の全容を解明することです。1998年には、大気ニュートリノの観測により、ニュートリノが飛行する間にその種類が変化する現象(ニュートリノ振動)を発見し、さらに2001年には、太陽ニュートリノの観測により、太陽ニュートリノ振動を発見しました。ニュートリノの性質を解明することは、宇宙の初期に物質がどのように作られたかという謎に迫ることにつながります。また、太陽で作られる太陽ニュートリノを観測することより、太陽内部の活動を直接知ることが可能になります。あるいは、超新星爆発からのニュートリノをとらえることにより、星の爆発過程の詳細を調べることができます。

一方、物質に働く4つの力をまとめて説明する大統一理論では、陽子が崩壊して別のもっと軽い粒子になることを予言しています。スーパーカミオカンデでは、この未発見の陽子崩壊現象を探索しています。陽子崩壊が発見されれば、大統一理論が実証されます。

これらの研究で小柴昌俊博士が2002年にノーベル物理学賞を受賞賞されたのは記憶に新しいです。ちなみに愛知県豊橋市の出身です。




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